武藤 ガバナー

2026-27年度 ガバナーあいさつ|行動と連携で紡ぐ、未来への贈り物

2026-27年度 国際ロータリー第2750地区
ガバナー 武藤 英正

ババロラ会長メッセージを受けて

 2026-27年度ババロラ会長は「持続可能なインパクトを生み出そう(CREATE LASTING IMPACT)」と呼びかけました。

それを国際協議会で聴いた私は、その強調事項を、ポリオ根絶 (End Polio Now)、平和の推進 (Promote Peace)、会員増強とクラブの活性化(Membership & Club Experience)、インパクトをもたらす奉仕 (Impactful Service)、だと理解いたしました。
 こうしたババロラ会長のメッセージや強調事項を受け、私は「行動と連携で紡ぐ、未来への贈り物(A LASTING GIFT FOR THE FUTURE, WOVEN THROUGH ACTION AND COLLABORATION)」を地区のメッセージとして掲げます。特にババロラ会長はインパクトを生み出す際の「持続」ということを非常に重視されており、それに我が地区の「横の連携」「行動と実践」が加われば素晴らしい展開になると信じます。

以下、具体的に運営方針と推進事項を敷衍します。

1|地区の新たな挑戦:「横の連携」と「DX」

 地区運営方針は「横の連携」の強化と「行動と実践」の重視です。
 長年、各クラブは素晴らしい奉仕を行ってきましたが、個々の活動にとどまることも少なくありませんでした。本年度は、クラブ間や地区組織間の「横の連携」を強く意識します。そのための具体的な手段が「地区DX(デジタルトランスフォーメーション)」の推進です。
 「地区情報プラットフォーム」や「地区DXサービス」を試行・拡充することで、情報の集約化と共有を進めます。これは単なるデジタル化ではなく、クラブの事務負担を軽減し、皆様が奉仕活動そのものに注力できる環境を作るための改革です。

2|「 ホスピタリティ」あるクラブ文化の醸成

 私たちの活動の基盤はクラブにあります。本年度は、単に会員数を追うだけでなく、「居心地の良いクラブ文化」を醸成することに注力します。
 特に重視するのは、入会3年未満の会員に対する「ホスピタリティ」です。せっかく志を持って入会された仲間が、ロータリーの魅力を知る前に去ってしまうことを防がなくてはなりません。温かいフォローと、会員一人ひとりが主体的に役割を担える「参加促進」を通じて、退会防止とクラブの活性化を同時に実現します。また、伊藤年度より続く「3年間ローリング目標」を継続し、単年度主義を脱却した持続可能なクラブ運営を支援します。

3|平和の礎としての「教育」と「行動」

 奉仕活動においては、「ポリオ根絶」への支援を最優先としつつ、特色として「平和の礎となる教育」という視点を掲げます。青少年の健全育成は、将来の平和構築への最も確実な投資であり、私たちから次世代に手渡す「未来への贈り物」です。    
 また、環境保全や平和プロジェクトにおいては、他団体との協働も視野に入れ、ニーズを的確に把握した「行動と実践」を求めます。プロジェクトの数や規模を誇るのではなく、それが地域にどのような変化(インパクト)をもたらしたかを常に問いかけてください。

結びに

デジタルツールを活用して負担を減らし、創出された時間とエネルギーで温かい人間関係(ホスピタリティ)と具体的な奉仕(インパクト)を生み出す。これが本年度の目指す姿です。「横の連携」を力に変え、変化を恐れず、共に「行動と実践」をしてまいりましょう。これらが、皆様とともに行動と連携で紡ぐ「未来への贈り物」になり、ひいては地区全体の「持続可能なインパクト」になっていくと確信しています。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。