伊藤 ガバナー

変化にチャレンジする年度に!

2024-25年度 国際ロータリー第2750地区
ガバナー 伊藤 千恵


2024-25年度ステファニー A. アーチックRI会長は、国際協議会で年度のテーマを「ロータリーのマジック」THE MAGIC OF ROTARYと発表されました。

「私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけで会員を増やしたり、ポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません。それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです」と語られました。

また、「テーマカラーのオレンジは変化を表す色、青はオープンなコミュニケーションへの意欲を与える色。これらの色の組み合わせは、自分自身を変え、世界を変えながら共に前進したいという熱い思いを表しています」と。

変化は、存続あるいは発展していく上で、とても重要です。
それとともに、原点・理念は揺るぎないものでなくてはなりません。
長く続いている組織や企業は、理念をしっかりと守りつつ、変化をしながら発展してきています。
今、ロータリークラブに与えられた課題は、それぞれのクラブが10年後、20年後にも生き生きと元気であるために何をしていくべきかを考え、それを実行していくことです。
そのためには、変化していかなければなりません。また、未来に向けて、新たな仲間を増やしていくことも大切です。そして、大きな変化の時こそ、原点を再確認することが重要です。

では、ロータリーの原点・理念とは何でしょうか。
「ロータリーの目的」はもちろんですが、「四つのテスト」と「中核的価値観」です。
それ以外のものは時代や状況に合わせて変えていきましょう、というのがRIの考え方です。

では、ロータリーに必要な変化とは何でしょうか。
「ロータリーのビジョン声明」にその答えがあります。
「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」というものです。
そして、以下の4つの優先事項があります。
「より大きなインパクトをもたらす」「参加者の基盤を広げる」「参加者の積極的なかかわりを促す」「適応力を高める」。
私たちは、より多くの人たちと共に、インパクトのある奉仕を行い、社会を、世界をよりよくしていく。

それを実現していくためには、会員一人ひとりが変化の必要性に気づき、変化を生み出す意欲を持ち、何を変えるのかを考え、実行していかなければなりません。
自分とは違った価値観を持つ人を受け入れる、様々な背景を持った人たちを温かく迎え入れるというように、これまでロータリーが持っていると言われてきた「寛容の精神」を発揮する時なのでしょう。

そして、会員がそのような気持ちを大切にし、変化することによって、クラブ自体が変化をする。
そうしてDEI、すなわち多様性・公平さ・インクルージョンが実現された環境の中、誰もが温かく迎え入れられる居心地のいいクラブになり、帰属意識が高まる。
そして、皆と協力し合いながら意義深い奉仕活動を行い、世界を平和で住みやすい場所にするための持続可能な良い変化を生み出していくことにつながるのです。
そして、それがクラブの活性化にもつながることは言うまでもありません。

時代の変化や効率化、パンデミックなどに備えて、IT化に対応していくことも重要です。
このツールにより、世界と容易につながり、より大きな協力関係にもつながるでしょう。

原点を守りながら、変化していく。
良い変化を生みながら、多くの人々とインパクトのある奉仕活動を行い、世界をよりよくしていく。ロータリーのマジックで世界でよいことをしてまいりましょう!